“言語”で違う平均年収
どんなプログラミング言語を学ぶかは、その後の年収に大きく響く重要事項です。Javaエンジニアに関心を持っている人も、他の言語の年収は大いに気になるところかもしれません。そこで、言語別の年収ランキングから上位5つの言語についてご紹介します。
1位は平均年収601万円の「Python」
1位は世界的人気を誇るプログラミング言語の「Python」です。平均年収は601万円。PythonといえばFacebookの開発に使用されていることでも有名で、世界の開発現場から注目されている人気言語です。トレンドに敏感な業界にあって、今後ますます需要が拡大していくと見込まれています。
2位は平均年収562万円の「Ruby」
平均年収562万円で2位に輝いたのが「Ruby」。プログラミングスクールで初心者が学ぶことも多い人気の言語で、国内外で需要が高くなってきています。アメリカ単独で見ると、年収平均のトップはすでにRubyです。Javaとは違って大規模なシステム開発案件には不向きですが、中小規模のシステム案件にはRubyが好まれる傾向にあります。
中には、PHPからRubyに移行させる動きも見られるなど、需要がじわじわ増加しているところです。
「Java」は3位で平均年収は552万円
Javaエンジニアを目指す人が最も気になるJavaの平均年収は552万円。1位のPythonに比べるとやや見劣りするものの、堂々の3位入賞です。
JavaはどんなOSでも使用できる便利な言語ということで、プログラマーにとっては持てばマルチな武器になります。PythonやRubyよりも速く処理できるため、古い言語でも開発現場での人気は根強いものがあります。
Javaのスキルがあれば、人気の高い開発案件に加わるチャンスを増やすことができるでしょう。
4位の「C++」と5位の「JavaScript」
平均年収4位は「C++」の538万円。処理速度の速さから、アプリ開発などでも好まれる言語です。身につければ大きな武器になるものの、C言語をクリアしないと難しい言語なので、身に着けるまでに時間がかかってしまうのが難点です。
そして、C++を習得したい人ならぜひ覚えておきたい言語が「C#」です。C#の平均年収は一段下がって500万円。仕事の領域を広げるという点では難しい部分が多い言語ですが、ゲーム開発に関心がある人はぜひおさえておきたいところです。
C++に続いて5位にランクインしているのが「JavaScript」です。平均年収は536万円ということで4位とほぼ同じ。Web系の開発では必須のスキルです。