他と比べて圧倒的に高い市場シェア
苦労してプログラミング言語を学ぶからには、その言語を学ぶメリットをできる限り自分のものにしたいところです。Javaエンジニアを目指している人ならば、世界的な注目度の高さや平均年収についてはもう把握しているかもしれません。では、Javaを学ぶメリットへとさらに深く切り込んでみることにしましょう。
市場におけるJavaのシェアは圧倒的
プログラミング言語について「人気が高い」「注目度が高い」と聞いていまいちピンとこなくても、市場の様子を見ればそこの部分がかなりクリアになります。Javaのシェア率が他の言語を圧倒していることは、エンジニア向けの求人案件数に現れています。Java求人数と他の言語の求人数を比較してみれば、Javaのシェアが圧倒的に多いことは一目瞭然です。トレンドに敏感といわれているITの世界にあって、ここ10年一定の人気をキープしているというのも大きな安心材料です。
なにより言語の性能がすごい
プログラミング初心者ならPHPやRubyなどが学びやすいとされており、それらの言語に比べるとJavaは少々難易度が高めです。難易度が高いということは初心者にとって大変なことですが、言語としての性能の高さを考えると、初心者時代の自分の時間と労力をかけておくだけの価値があります。Java仮想マシンがあれば、OSに関係なくJavaのプログラムを動かすことができます。Javaを語るためには欠かせない「オブジェクト指向」の考え方を理解するためには時間がかかるかもしれません。しかし、ライブラリの種類が豊富なので、1から作るには複雑すぎることが簡単にできることもあります。
情報は探せばすぐに見つかる
プログラミングを学ぶにあたって避けては通れないのが調査です。スクールや書籍を活用したとしても、インターネットで検索して自分で答えを探さなければならない場面は必ずあるでしょう。そんなとき、圧倒的シェア率を誇るJavaの情報検索はとても楽です。長い間多くのエンジニアに使われてきた言語だけに情報量も豊富です。検索件数の記録を見ればJavaの件数が1位という結果が。情報を必要としている人も提供する人も多いので、日本語だけでもかなりの情報を収集できます。
日本でまた浸透しきっていない、もしくはスペシャリストが少ないプログラミング言語になると、英語のサイトを検索して情報を探したりしなければなりませんが、Javaならそんな心配はほとんどありません。修正しなければならないエラーが発生してから問題解決までの時間を短くできるということは、エンジニアのストレスを軽減することにもつながるのです。
